【VALORANT】超初心者が半年でアセンダントに到達した方法。勝ち方やコツを伝授

ゲーム解説

2020年6月2日にリリースされ、リリースから1年後にはアクティブユーザーは1,400万人以上、対戦数は5億回を突破。今もなお盛り上がり続けているゲーム、「VALORANT」

かく言う当記事の筆者も、このゲームの虜である。気が付けばこのゲームに丸一日を捧げるほど夢中になる日が幾度もあった。

しかし、ランクが上がらない!

プレイ時間は100時間を超えているのにも関わらず、シルバーはおろか、ブロンズランクにも昇格することができない日々・・・。

「このままアイアンの底で苦渋をなめ続けるのは嫌だ・・・!」

そんな思いで半年間VALORANTと真摯に向き合い続け、VALORANTを始めるまではろくにFPSを遊んだことのなかった私が、先日とうとうアセンダントに到達することができました。

ランクが上がらないことに悩みを抱えている方は多いかと思います。今回は、アイアンだった私がアセンダントに到達するまでに実践した練習や考え方,コツなどを、すべて紹介したいと思います。

アイアン~ブロンズまで

アイアンランクのアイコン

ゲームを始めたてで、何をするにしても新鮮で楽しかったアイアン時代。しかし、ゲームを始めたてなので、敵に弾が当たらない・・・!

敵を倒すことが目標のゲームでAIMが悪いというのは致命的な問題です。逆に言えば、最低限のAIM力さえ身に着けることができれば、アイアンには敵なしです。

したがって、アイアンで伸び悩んでいる方には以下のような練習がおすすめです。

1.射撃場を有効活用しよう!

射撃場で練習している様子

AIM力を身に着けるためには、射撃場を有効活用すると良いです。

射撃場でBOTを相手に練習し、最低限のAIM力を身に着けることが、ランクを上げるための一番の近道です。

射撃場でBOT撃ちを行う際には、以下のような点を意識してください。

ストッピングを意識する

VALORANTでは、クロスヘアの位置へ正確に弾を放つために、ストッピングが必要です。

ストッピングは、キーの入力によって、キャラの動きを一度止めるテクニックです。敵を撃つ瞬間に移動キーから指を離し、「確実に止まった状態で弾を撃つ」ということを意識しましょう。

持っている武器やその時々の場合にもよりますが、VALORANTというゲームにおいては、移動しながら弾を撃つのは絶対NGです。

リコイルを意識する

リコイルコントロールを練習している様子

敵を正確に撃つためには、銃の反動制御(リコイルコントロール)が必要です。

リコイルコントロールは、感覚的な側面が大きいため、一朝一夜で身に着けることができる技ではありません。

できるだけ弾を一点に集中させることを意識しつつ、射撃場の施設を使って何度も練習しましょう。

リコイルコントロールが苦手な方は、ファントムなどの反動が少ない武器を選択することも選択肢の一つです。

クロスヘアを置く位置を意識する

クロスヘアを置く位置を意識して移動している様子

敵がいる位置を予想し、その位置にクロスヘアを置いておくことをプリエイムと呼びます。

これが意識できると、格段とキルを取りやすくなります。壁や障害物を使い、BOTでプリエイムの練習をするところから始めると良いでしょう。

2.マップを徐々に覚えよう!

VALORANTのマップ一覧の画像

アイアンを抜け出すには、マップに対する理解を徐々に深めていく必要があります。

といっても、最初は迷子にならない程度にマップを把握しておく程度で大丈夫です。

余裕がある方は、「ここに敵がいることが多いな・・・」などと、実践しながら覚えていくとなお良しです!

3.「音」を意識しよう!

VALORANTは、「音」を聴くことが超重要です!

足音の方向から相手の位置を特定したり、リロードの隙を狙って壁から飛び出したりなど、音によって立ち回りが大きく変わります。

また、自身が出す音を最低限に留めることも重要です。できるだけ音を出さないように、必要な場面以外は常に歩くことを意識するとよいでしょう。

ブロンズ~シルバーまで

ブロンズランクのアイコン

AIM力を身に着け、マップを覚えているころには、いつの間にかブロンズまで昇格しているはずです。

ブロンズ帯では敵も最低限のAIM力を持っている場合がほとんどなので、シルバーに行くにはさらにスキルを身に着け、相手と差をつける必要があります。

私が実践した方法は以下のようになります。

1.マネー管理を身に着けよう!

VALORANTには「フルバイ」ラウンドと「エコ」ラウンドという概念があります。文字通り、フルバイラウンドでは武器やアーマーをすべて購入し、エコラウンドでは最低限の武器を購入して試合に臨みます。

マネーを節約するタイミングを知っておかなければ、相手と武器差が生まれてしまい、常に不利な状況で戦うことを強いられます。

自身が使うキャラの「フルバイ」に必要なマネーを把握しておくと、エコラウンドでマネーをどれだけ残す必要があるかを理解できます。

マネー管理は、地味ですが勝つためには絶対に必要なスキルです。マネー管理を詳細に解説した以下のような動画もあるので、興味がある方は見てみてください。

2.飛び出し方を意識しよう!

敵を倒すために壁や障害物から飛び出すことを「ピーク」と言います。

VALORANTでは、多くの場合、素早くピークするのが最も強い飛び出し方となります。素早く飛び出すと、相手はクロスヘアを大きく動かす必要があり、反応しづらいためです。

また、一瞬だけジャンプすることで壁の奥を確認する、「ジャンプピーク」も非常に強力です。低リスクで、こちらから一方的に敵を視認することができるからです。

「ジャンプピーク」をしている様子

VALORANTでは、ピークによって自身の生存率が大きく変わります。最初は難しいかもしれませんが、常に意識することが本当に大事です。

3.ミニマップを見よう!

ミニマップの画像

ミニマップには、味方のアビリティの位置や味方が見ている方向、敵の進行状況など、情報が山盛りです!

上位プレイヤーは、試合中のほとんどはミニマップを見ていると言っても過言ではありません。

ミニマップから的確に情報を読み取り、適切なアクションを起こすことが非常に重要です。

シルバー~ゴールドまで

シルバーランクのアイコン

シルバー帯からは、ゲームに対する最低限の理解度を身に着けたプレイヤーを相手にする必要があります。

そのため、このゴールドに昇格するまでにあたって、覚えることが一気に増えます。大変ですが、1つ1つ覚えていき、徐々にプレイヤースキルを高めていきましょう!

私がゴールドへ到達するまでに実践した方法は以下のようになります。

1.ヘッドラインを意識しよう!

「ヘッドライン」は、プレイヤーの頭が位置するラインのことです。

ヘッドラインを説明した画像。

VALORANTでは、クロスヘアを常に「ヘッドライン」に置いておくことが非常に重要です。こうすることにより、クロスヘアを左右に移動させるだけでヘッドショットキルを狙うことができるようになるからです。

とはいえ、初めからヘッドラインを意識することは難しいですよね。クロスヘアを簡単にヘッドラインに合わせるコツは、目印となるオブジェクトを利用することです。

上記の画像では、「箱のふち」や「壁やドアの模様」がヘッドラインの目印になっています。

このように、マップ上には目印がたくさんあるため、その目印にクロスヘアを合わせる意識を持つとよいでしょう。

2.キャラのアビリティを覚えよう!

VALORANTのキャラが勢ぞろいしている様子

ブロンズ帯までは、「このキャラなんだっけ・・・?」と、うろ覚えの状態で試合に挑んでいた方も多いかもしれません。

シルバー帯からは、キャラすべてのアビリティを把握しておくことを強く推奨します。

アビリティを把握しておくと、フラッシュを避けやすくなったり、スタンの対処法を身に着けたりなどと、良いことづくしです。

キャラ一覧が掲載されたサイトなどで、アビリティを予習しておくと試合での動きやすくなります!

3.「ローテ」を覚えよう!

VALORANTのミニマップ

「ローテ」は、英語の「rotate」の略であり、攻めるサイトを変えるプレイのことです。

「ローテ」をすることにより、人数有利を作りだすことができます。

「Aサイトに3人居ることが判明した」、「キルジョイなどのトラップによりサイトに入りづらい」などの状況では、攻めるサイトを変えるプレイは非常に有効です。

4.リロードのタイミングを意識しよう!

プレイヤーがリロードしている様子

今までは、「弾が少なくなってきたからとりあえずリロードする」と考えていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、リロードのタイミングは非常に重要です。リロードは隙が生まれるだけでなく、音が出るため、相手に居場所がばれてしまうからです。

リロードは、最低限の回数を、安全な場所で行うことを意識しましょう!

5.ボイスチャットを使おう!

このゲーム、ボイスチャットが本当に大事です

先ほど紹介した「ローテ」の判断も、ボイスチャットを使うことに素早く伝えることができ、より有利な状況を作り出すことが可能になります。

「ボイスチャットは怖い・・・」「何を言えばいいか分からない・・・」と思っている方も多いかと思います。

最初は「ナイス!」などの声掛けだけでも構いませんので、ボイスチャットに徐々に慣れていくことが大事です。

ボイスチャットで報告ができるようになると、見違えるように勝率がアップします!

ゴールド~プラチナまで

このランク帯はほんとうに苦労しました。ゴールド帯からは、一筋縄ではランクを上げることが難しくなります。

しかし、VALORANTに真摯に向き合い続けることができれば、必ずランクは上がります。私が実践した方法は以下のようになります!

デバイスを変えるのもあり

筆者はこの段階で、マウスやキーボードといったデバイスを一新しました。ランクを上げるためにはプレイヤースキルを上げる必要もありますが、高性能なデバイスを購入することが近道です。

1.プロなどのプレイ動画を見て練習しよう!

配信者がVALORANTをプレイしている様子

上手いプレイヤーの立ち回りには、たくさんの意図が隠れています。

「なぜここでこの行動をしたのか」などと考えながらプレイ動画を見ることで、実際のプレイでも意味のある行動を取ることができるようになります

自分よりランクの高い配信者やプロの動画を見ることで、VALORANTに対する理解を深めていきましょう!

2.ボイスチャットで詳しく報告しよう!

ゴールド帯からは、ボイスチャットで戦況を報告することがとても大事になります。戦況を瞬時に報告することができると勝率が格段に上がります!

マップの名称をしっかりと覚え、普段からボイスチャットを付けるようにすると良いでしょう。

3.「定点」を覚えよう!

ほとんどのキャラのアビリティには、使うことで強力なアドバンテージを得ることができる「定点」位置が存在します。

キルジョイが定点を使ってグレネードを使っている様子

定点を覚えることで、スパイク設置を大幅に遅らせることができたり、サイト内の状況を簡単に把握することができたりなどと、非常に有利になります。

各キャラ・各マップの定点位置は、strats.ggというサイトで閲覧することができます。覚えるのは大変ですが、勝率が大幅に上がる要素なので、ぜひ使ってみてください!

4.「オフアングル」を使おう!

オフアングルを使用している様子

ゴールド帯にもなると、相手は「敵がいそうな位置」を予想してクリアリングを行うようになってきます。

そこで有効な方法になるのが、一般的ではない場所「オフアングル」からキルを狙うという手段です。

オブジェクトの上や普段は立たない場所で敵を待ち構え、敵の意表を突くことで、簡単にキルをとることができます。

とはいえ、何度も同じ場所でキルを狙うと戦法がバレてしまいます。適度にオフアングルを利用することがおすすめです。

5.丁寧にヘッドショットを狙おう!

ゴールド帯からは、アイアン帯などと比べるとキルまでのスピードがとても速くなります

胴体に弾を当ててキルを取るよりも、丁寧にヘッドショットを狙って1発でキルを取るほうが、キルスピードは速くなりますし、リコイルも少なくなります。

集中し、クロスヘアを丁寧に相手の頭へ合わせることを意識するようにしましょう。

6.スモークを活用しよう!

ワンウェイスモークの使用例

スモークは、斜線を隠すだけのスキルではありません。

スモークの中で味方の到着まで耐える「耐えモク」としての活用や、相手を一方的に視認する「ワンウェイスモーク」としての活用など、使い方は様々です。

スモークを使いこなすことで、低リスクでキルをとることができます。

プラチナ~ダイヤまで

プラチナランクのアイコン

プラチナからダイヤまでには、「大きな壁」が存在すると言われています。実際、筆者もこのランク帯で一番苦戦を強いられました。

しかし、練習を重ねれば絶対に超えることができる壁です。諦めずに頑張りましょう!筆者が実践した方法は以下のとおりです!

1.できるだけ毎日プレイしよう!

このランク帯からは、毎日コンペティティブをプレイし、数をこなすことがとても大事です。プレイの期間が空くと、エイムの感覚が鈍ってしまうからです。

また、プロや配信者などの動画を視聴し日ごろから視聴し、戦い方を常に学び続けることも重要です。

毎日の積み重ねは、必ず腕前に直結します!辛抱強く頑張りましょう!

2.ボイスチャットで士気を上げよう!

「VALORANTはメンタルゲーだ!」と言われるほど、チームの士気は大事です。

「ナイス!」、「ナイストライ!」などと声かけを行うことにより、チームの士気を高めていきましょう。

また、絶対に暴言などは吐かないようにしましょう。私も幾度となく試合で暴言を吐かれたことがありますが、暴言を吐かれた試合で勝った経験がありません。

(とある大学の研究では、暴言を吐かれた人は処理能力が61%低下すると言われているらしいですよ)

3.味方とスキルを合わせよう!

オーメンがパラノイアを使用している様子

プラチナ帯からは、簡単にキルを取ることが難しくなってきます。そこで重要になるのが「スキル合わせ」です。

オーメンのパラノイア×ブリーチのフォールトライン、スカイのガイディングライト×レイナのリーアなどなど、組み合わせは無限大です。スキルを組み合わせることで、フラッシュやスタンを確実に相手に入れることができます。

スキルを合わせるには、味方とコミュニケーションをとることが不可欠です。チャットなどでスキルを使用することを伝えたり、スキルを要求したりするととても良いです。

4.作戦を立てよう!

ブリムストーンがアルティメットを使用している様子

勝利のためには、作戦の立案も非常に有効な方法です。

  • 相手がエコラウンドの時は遠距離で戦う
  • 味方とウルトのタイミングを合わせる
  • 相手のスコアボード下位プレイヤーを狙う

などなど、考えられる作戦は多岐にわたります。

スキル合わせと同様、作戦の実行には味方とのコミュニケーションが不可欠です。ボイスチャットを積極的に活用していきましょう。

5.味方をカバーしよう!/味方にカバーして貰おう!

FPSにおいて、人数有利は絶対的なアドバンテージです。

「味方が飛び出した瞬間に自身も飛び出す」、「味方のカバーを貰える位置で戦う」ことを意識することで、常に人数有利の状態で試合を進めることができます

逆に、1人で多勢に挑むのは無謀です。人数不利のときは潔く逃げることも考えましょう。

ダイヤ~アセンダントまで

ダイヤランクのアイコン

ここから先は、もはや苦行です。辛いです。
しかし、アセンダントに到達したときの喜びは計り知れませんでした。以下、私が実践した方法です。

1.できるだけフルパーティーで試合に参加する!

何度も述べましたが、このゲームはボイスチャットが本当に重要です。野良マッチでは意思疎通が難しいことが多いため、ダイヤ帯からは極力フルパーティーで試合に参加するようにしました。

筆者は友人が少ないため、Twitterやdiscordのコミュニティを利用してフルパーティーを構成しました。

2.基礎的な動作は当たり前にこなす!

この記事では、たくさんの「勝つためのノウハウ」を紹介しました。ダイヤ帯からアセンダント帯に昇格するには、これらのノウハウを全て身に着け、実践する必要があります。

いざ振り返ってみると、リロードのタイミングやプリエイムの位置など、忘れていたことは多くありませんか?

初心に立ち返り、基礎動作を当たり前にこなすことがダイヤ帯を抜け出す一番の近道です!

3.ジャンプピークを多用しよう!

オペレーターを持っているヨルの画像

ダイヤ帯からは、甘いピークをしてしまうと簡単にキルを取られてしまいます。

そこで重要となるのが、ジャンプピークです。特に、相手がオペレーターを購入できる状況のときは、これでもかと言うほどジャンプピークを多用しましょう。

4.敵の人数を把握しよう!

「絶対に人数有利の状況で戦う」という意識が大切です。そのため、アビリティの量や銃声、足音などで敵の人数を把握し、人数が多い場合は素早くローテすることを推奨します

逆に、「相手に人数を把握されないこと」も大事です。必要な時以外は足音やリロード音を控えることも意識しましょう。

まとめ

今回は、アイアンからアセンダントまでランクを上げた筆者が実践した練習や考え方,コツを紹介しました。

今回紹介したコツ以外にも、プレイを重ねることで自分なりに理解が深まっていく要素がたくさんあると思います。

ランクを上げるには、あきらめず、がむしゃらにプレイを続けることが欠かせません。

楽しくプレイし、皆さんのランクが少しでも高くなるように祈っています!

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