どうぶつの森シリーズは、2001年4月14日にシリーズ初回作である「どうぶつの森」が発売されて以降、20年以上愛され続けている作品です。今回は、どうぶつの森シリーズについて時系列順に掘り下げていきます!
どうぶつの森 (2001)
どうぶつの森シリーズの、記念すべき第1作目です。キャッチコピーは、「ひとりよりふたり、ふたりよりよにん、よにんより…たーくさん」。
発売後に口コミなどで評判が広がり、10代から20代の女性層に浸透し、大ヒットとなりました。任天堂が予想していたよりも遥かに多く販売され、急遽増産が決まったほどです。国内累計販売本数は33万本!
ここで豆知識!
「どうぶつの森」開発当初は、「プレイヤーが動物の力を借りながらダンジョンを攻略する」という内容で販売が予定されていたようです。現在のスローライフゲームとはかけ離れている内容に、予想外で驚く人も多いのではないでしょうか?
どうぶつの森+ (2001)
前作「どうぶつの森」から、わずか8か月という短い期間で発売されました。
タイトル通り、前作に様々な要素が追加された内容となっています。「仕立て屋」や「博物館」が新たに建てられるようになり、新しいどうぶつも追加されました。国内累計販売本数は99万本!
また、同時期に「どうぶつの森+ カードe」が発売されました。表面に「どうぶつの森」のキャラが描かれており、裏面にはキャラクターのプロフィールや、ゲーム内で特別な家具を入手することができる「合言葉」が書かれていました。
どうぶつの森e+ (2003)
「どうぶつの森e+」は、「どうぶつの森+」の海外版にあたる「Animal Crossing」に、様々な追加要素が加えられて発売されました。
海外版がベースとなっているため、日本国外のイベントが追加されているのが最大の特徴です。また、新たな家具や昆虫も多く追加されました。
SDカードアダプタを用いて、友達の村に「おでかけ」できるようになったことも大きな変更点です。国内累計販売本数は24万本!
おいでよ どうぶつの森 (2005)
シリーズ第4作目は、完全新作である「おいでよ どうぶつの森」です!
ニンテンドーDS向けに発売され、発売から2年以上経った2007年の年末の売り上げランキングにもランクインするほどの人気さだったようです。
施設や家具、住民のどうぶつ達が一新され、新たに生まれ変わった本作は、なんと国内累計販売本数500万本以上を突破。全世界合計では1100万本以上を記録しました!
新たな施設「関所」の門を開放することで、最大4人で通信プレイすることができるため、友達とDS持ち寄って遊んだことが思い出深い方も多いのではないでしょうか?
「すれ違い通信」にも対応しており、すれ違った人が書いたメッセージボトルが浜辺に流れてくることもありましたね。
劇場版 どうぶつの森 (2006)
「おいでよどうぶつ森」を原作とした劇場版映画が、2006年12月に放映されました。
以下のようなあらすじとなっています。
ここは人間と動物が一緒に暮らせる「どうぶつ村」。この村に「夢」を探している人間の女の子「あい」が引っ越してきた。彼女は村で出逢った様々な住人、また出来事と共にその「夢」を見つけていく。
ある日、あいは海岸にメッセージボトルを見つける。そこには「針葉樹を植えよ 雪祭りの夜に奇跡は起きる」という言葉が記されていた。
あいの1年間のどうぶつ村での成長の物語である。
Wikipedia
前売り券には、ゲーム内で「金の虫取り網」などの「金の〇〇シリーズ」がもらえる引換券がついており、映画は興行収入17億円を記録しました。当時の日本国内の興行成績で第2位を収めています!
現在、Amazon Primeなどの配信サービスで視聴することができます。
街へ行こうよ どうぶつの森 (2008)
どうぶつの森シリーズの第5作目。Wii向けに発売された「街へ行こうよ どうぶつの森」です。
「劇場版 どうぶつの森」のエンドロールで「次はWiiであいましょう」というメッセージが表示され、どうぶつの森がWiiで開発されていることが明らかになりました。
本作では新たに「街」が登場します。村にあるバス停から、カッペイが運転するバスに乗って行くことができます。
街には「うらないのやかた」や「劇場」などといった様々な施設が存在しました。初めて「街」に行った時のワクワク感は忘れられませんよね!
今作も「関所」の門を開けることで同時に4人までと通信プレイすることができました。また、文字によるチャットのほか、別売の「Wiiスピーク」を利用することボイスチャットも可能でした。
国内累計販売本数は126万本でした!
とびだせ どうぶつの森 (2012)
シリーズ第6作目となるのは、ニンテンドー3DS向けソフトとして発売された「とびだせ どうぶつの森」です。
橋やベンチなどの多様な公共物を屋外に配置することができる「公共事業」や、村の「条例」を定めることができるシステムなどが追加され、前作よりも大幅に自由度が高まりました。
また、オンラインで見知らぬ人と会話することができる「南の島」に行くことができるようになりました。
ここでは書ききれないほど大量の要素が追加されたため、国内累計販売本数も過去作を超える、595万本を記録しました。全世界累計販売本数はなんと1,305万本!
どうぶつの森 こもれび広場 (2013)
2013年にWiiU用コミュニケーションソフトとして無料配信された、シリーズスピンオフ作品である「どうぶつの森 こもれび広場」
任天堂が同時運営していたSNSである「Miiverse」内のコミュニティと連動することで、ユーザー同士が様々なコミュニケーションを取ることを目的としたソフトです。
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー (2015)
3DS向けゲームとして開発された、シリーズスピンオフ作品である「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー 」
従来とはゲームシステムが大きく異なり、「どうぶつたちの部屋づくり」に主題を置いた作品となっています。
カタログから多種多様な家具を選択し、どうぶつたちの要望に沿った部屋づくりを行うことで、自身の評価を高めていきます。
「どうぶつの森」の中でも、部屋づくりが好きなプレイヤーにとってはたまらない作品でした。国内累計販売本数は148万本!
どうぶつの森 amiiboフェスティバル (2015)
WiiU向けゲームとして販売された「どうぶつの森 amiiboフェスティバル」
こちらもスピンオフ作品で、amiiboをコマに使用し、すごろくのマップとなった村で1ヶ月を体験するすごろくパーティーゲームでした。
国内累計販売本数は6万本です!
どうぶつの森 ポケットキャンプ (2017)
スマホ用アプリとして配信された、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」
プレイヤーがキャンプ場の経営者となり、どうぶつたちが集まるにぎやかなキャンプ場を目指す というコンセプトのゲームです。
どうぶつに話しかけたり、様々なオブジェを建設したり、レジャーを楽しんだりすることができるため、どうぶつたちに癒されたプレイヤーも多いのではないでしょうか?
あつまれ どうぶつの森 (2020)
Nintendo Switch用ゲームソフトである、どうぶつの森シリーズの第7作目「あつまれ どうぶつの森」
「無人島移住パッケージプラン」に参加し、「無人島」を舞台として一から生活をはじめ、島を発展させていくというコンセプトになっています。
島で入手したアイテムで家具を作る「DIY」をはじめとする多種多様な要素が追加され、登場するキャラクターは400種類以上と、大ボリュームなゲームとなりました。
国内外で大きな反響を呼び、国内累計販売本数は1,094万本、全世界累計販売本数は4,338万本と、シリーズ歴代1位にぶっちぎりで輝きました!
まとめ
この記事では、どうぶつの森の歴史を時系列順に解説しました!
2001年にシリーズ初回作が販売され、20年以上経った今でも愛され続けるゲームとして、不動の人気を築いた「どうぶつの森」
プレイしたことがない方は、この機に遊んでみては?
シリーズの今後の展開にも期待ですね!
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